今、アゼルバイジャンでとても流行している宅配サービスがあります。以前にもレポートしたことがあるのですが、「Wolt」という、Uber eatsと同様のサービスになります。
これまでは、個店での宅配サービスを無料で行っていた店舗が多いのですが、Woltのここ半年程度で一気にサービスが広がっています。
街中には、至るところにWoltの配達員がいます。アゼルバイジャンでは、若者の失業率が高いと思われますが、このようなITサービスが浸透することで新しい仕事が生まれています。
タクシー配車アプリのBoltも若い人から浸透が広がっており、タクシーの料金の適正化が図られて、バクー市内でも安心してタクシーが利用できるようになりました。以前は、必ず事前交渉をして適正価格をFIXしないとほぼ確実にボッタクられました。
Woltもこれまでは、宅配ピザか、家の近くのレストランで配達を行っていたお店だけだ対象でしたが、今は、ファストフードを始め多くの店舗で利用ができるようになりました。
Woltのサイトも英語対応をしているので、アゼルバイジャン語ができなくても利用ができることが外国人にとってとてもメリットです。
アゼルバイジャンの英語対応は、かなり遅れているため、アゼルバイジャンで生活するためには、アゼルバイジャン語か、ロシア語が必須になっています。
この日もMcDonaldの店舗前には、Woltの配達員が10名程度おり、各自がオーダーを受けているようで、McDonaldのキッチンは、忙しそうでした。
配達員もそうですが、Woltをうまく利用した店舗が今後は生き残っていくのではないでしょうか。店舗側の手数料は、25%と高いようなので、その辺りの原価率調整は必要になると思いますが、グロスでの売上を上げることがこのサービス利用のメリットになっているようです。
この他にも新しいサービスがあれば、随時レポートしていきます。
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